■トイレが詰まったら、慌てずに対処しましょう
トイレが詰まってしまいますと、大変困りますよね。ですが、そこで焦って業者を呼んでしまっても、かえって高いお金を請求されてしまう可能性がありますので、注意が必要です。ですので、まずは慌てずに、自分で対処できるのかどうかというのを考えて、冷静に対処するようにしましょう。
■作業前にやっておく事とは
トイレ詰まりを直す際には、必ず事前に被害を大きくしないための準備が必要になります。ですので、いきなり詰まりを直すのではなく、まずはきちんと必要な事を考えるようにしましょう。
■ウオッシュレットのプラグを抜きましょう
まず、自宅のトイレが、ウオッシュレットタイプでしたら、作業前に必ずプラグを抜くようにして下さい。これは、作業中に何らかの事が原因で、勝手に起動しないようにするためです。つまりを直している筈なのに、かえって被害が悪化してしまう可能性がありますので、注意が必要です。
また、外したプラグは絶対に床にそのまま放置しないようにして下さい。床が作業中に濡れてしまいますと、感電してしまう可能性がありますよ。
■止水栓をチェックしましょう
止水栓が開けっ放しで作業してしまいますと、トイレタンクのレバーをひねるだけで、水が出てしまいます。そうする事で、作業中に水を出してしまい、床に水を進水させてしまう原因を作り上げてしまいますので、注意が必要です。自宅のトイレをチェックして、必ず止水栓を閉めてから、作業を開始するようにして下さい。
■重曹とお酢、ぬるま湯を用意しましょう
事前に準備しておかなくてはいけないことが終わりましたら、実際につまりを取り除いていきます。まず、重曹を1/4、お酢を1/2、そして、ぬるま湯を便器の半分くらい用意して下さい。便器の中に、固形物が残っておりましたら、出来る限り取り除いておくと安心です。
■順番を間違えずに、便器の中に入れましょう
便器の中の固形物を取り除きましたら、重曹、お酢、そしてぬるま湯の順番にゆっくりと便器の中に入れていきます。この時に、便器の中が勢いよく泡立ちますが、気にしなくても大丈夫です。これは、重曹とお酢が混ざり合う事で、二酸化炭素が発生する事が原因となります。混ぜ方が悪かったという事ではありませんので、慌てないで下さい。
■1時間ほど置いて、つまりが取れているかチェックしましょう
そして、そのまま1時間ほど放置をして、つまりが直っているかどうかというのをチェックして下さい。時間に余裕があれば、途中でラバーカップを使って、つまりが取れているかというのをチェックすると確実です。たったこれだけで、トイレつまりを直すことが出来るのですから、簡単ですよね。
■気をつけなくてはいけない事とは
ですが、何度かトイレつまりの直し方に挑戦してみても、なかなかつまりが直らないという事であれば、その時は直ぐに業者を呼んで修理をお願いして下さい。何故かと申しますと、何度も直そうとしている内に、悪化してしまう可能性があるからです。1度直してみて、どうにもつまりが解消されないようであれば、直ぐに修理をお願いする事をおすすめ致します。
■熱湯はかけないようにしましょう
また、便器の中にお湯は、必ずぬるま湯にして下さい。何故かと申しますと、トイレの便器は一般的に陶器が使用されております。ですので、熱湯をかけてしまいますと、その事が原因で、便器が故障してしまう可能性があるのです。便器が壊れてしまっては、修理費用がかなりかさんでしまう可能性があります。
以上の事を守って、正しくトイレつまりの直し方を理解してから、自分で直すようにしましょう。”
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