トイレつまりの原因には様々な原因があるとおもわれます。
■まず、トイレットペーパーをたくさん使い過ぎてしまって詰まってしまう場合。切れが悪いとついたくさん使ってしまいます。最近はふき心地を求めるあまり、ダブルにしがちですのでさらにリスクが増えます。次に便をためて流した場合。古いマンションのトイレで排水が直列でない場合に他の家の排水と容量がかさんでしまい流れにくくなる場合があります。また、レアなケースとして、バリウムが便に混じっている時。バリウムはかなり粘着質がありますので、排水口に付着してとれなくなりそこにトイレットペーパーが絡み付きますと一番大変なトイレ詰まりとなる場合があります。様々なケースが考えられますが、順をおって対処してみたいとおもいます。
■まず、詰まったかどうかを早く見極める事が大事だと思います。詰まった事に気づかず流し続けると水が溢れてしまいます。一回流して流れきらなければ、もう水は流さないようにしないといけないと思います。
■次にとりあえず、とりあえずラバーカップを使ってみます。ラバーカップは強力で一家に一つ必ず常備すべき物だと思います。トイレ詰まりの９割くらいは配管に先頭から順番に詰まっているかと思いますので、詰まりの後ろから順番に取り除いて行くのがベターかと思います。この方法で大方の詰まりがとれてしまうのではないかと思います。
■では、ラバーカップの使用方法ですが、まずカップの当て方です。最近のトイレの排水口は広く作られている事が多いと思います。トイレ詰まりと防ぐ為かと思います。そして、ラバーカップは思ったよりカップの大きさが小さい事が多いと気がします。そのまま、まっすぐにカップをさしても排水口が大きいので空気を漏れてしまいカップが密着できないことが多いと思います。この空気圧の差が詰まりをおほぐすのですからしっかり密着させて大量の水流を作りたい所です。もし、まっすぐで排水口を覆いきれない場合は排水口に対して斜めにさすと効果があります。空気圧は正面の半分ですが、確実な密着を生む事ができます。そして何度も押して抜いては水がゴボゴボと音をたてて流までにこの動作を繰り返し空気の力により詰まりをほぐしてあげます。
■また、これはごく稀にあると書きましたバリウム入り便のトイレ詰まりです。バリウム検査後下剤をのみ出来るだけ出したバリウムですが出し切れない時にかなりの高確率でトイレ詰まりが起こってしまいます。この場合、ラバーカップを使っても改善される可能性はかなり薄いです。便がしっかり配管にくっついてしまいます。最悪、手を入れて取り除きたい所ですが奥の方にくっついてしまいますと届きません。
■そこで、登場する方法としてはお湯を使う方法です。バリウムも便もある程度の水温で柔らかくなり流れやすくなるからです。しかし、ここで気をつけないといけないのは、お湯の温度は50度くらいにしてから使用してください。便器が熱湯に耐えれず割れてしまします。また、お湯を足すので、便器にたまった水を少しバケツかなにかに移して水位を下げておく必要があります。お湯は３０分程で効果が出る場合がありますので、ここでラバーカップを使い詰まりをほぐしてあげるといいと思います。
■ここまで、様々な詰まった場合の対処方法をあげてきましたが、一番トイレ詰まりを防ぐ方法はよく水を流す事だと思います。節水も大事だとおもいますが、細かく水を流せば、詰まる物も減るのではないでしょうか。もし、詰まってしまっても焦らずに最善の方法を選べるよう気をつけたいものです。”
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